今、世界は搾取、汚職、強奪、売春、買春、レイプ、薬、失業、低賃金、学力の低下など、こうした問題が渦巻いています。これが世界の現状でしょうか。
限界以上の貧困とは、序々に人間の向学心を奪い、知性を奪い、本能という欲でけで生きることになる。それほど、貧困とは凶悪なものなのかもしれません。
フィリピン・セブに現在いて、貧困ということが人々にどのような影響を与えるのか身に沁みる日々です。だからと言って、あれもこれもブログには書けないのですが、路上にいる人々を見て、生きること自体、悲壮なのかと思えることもあります。
日本は、コンサートへ行ったり、まだまだ余裕があるように見えますが、TPP、憲法改正、秘密保護法案が施行されるようになったら、日本社会は一転するでしょう。想像以上に貧困が深刻化し、社会を良くしたいという言論の自由は奪われ、その時に、はじめて多くの人たちが、その意味の深刻さに気付くのかもしれません。世界をしっかり見て欲しい。世界をみれば、日本の近い将来が見えるはず。
若い人たちの中には聡明な人たちも沢山いて、日本の現状をしっかり把握している人たちもいます。一方では何も気づかない人たちもいる。早く気付けば、それだけ早く、また、多く、対処できる知恵も生まれてくるのではないかと思います。
特に若い人たちは、目先のことだけに一喜一憂するのではなく、日本及び世界の全体像を把握することが重要でしょう。勉強して下さい。
一本の枝葉ばかりに拘りすぎると、今度は森が見えなくなる。
外国人リーダーたちの戦略は、まず森を見ることから始めるのです。
それからターゲットを決めて一点集中ってとこでしょうか。