「まにら新聞」によると、ボホール、セブの地震による死者は、少なくとも67人。負傷者は164人。
これは地震当日、15日の午後2時頃の情報なので、一夜明けた今日は更に犠牲者が増えているのではないかと思う。
今朝はフィリピン時間で3時ごろ起きてしまったのだけど、夜中の1時頃にも余震があり、眠れない夜となりました。
マグ二チュード7・1とも7・2とも言われる今回のフィリピン地震。ボホールとセブが集中的に被害に合い、皆怯えています。セブは地震がめったになく、昨年は一度地震があったけれど、これほど大きな地震は今回が初めてかもしれない。
私が在住しているセブ市も大きな被害にあったようだけど、ここから見る限りでは倒壊した家屋などは見えないのですが。
ただ、私がいる所は、昨夜も書いたけど、浴室に大きなヒビが入り、タイルが崩れた程度でした。でも、その後、他の場所も調べたら、寝室などの部屋の壁にも大きなヒビが入っていたり、その他にも小さなヒビが入っていたんですよ。やはり、大きな地震だったんだな、って実感しました。コンクリの天井が落ちてきて死ぬかと思ったほどの大揺れでした。
でも、不思議と、この館内は、停電や断水はなかったんですよ。
めったに地震のないセブなので、人々の動揺は大きく、貴重品をしょって、「エレベーター」で階下に行くなど、危険なことをしてしまう人も多いんです。非常階段のドアはいつも鍵がかかっていて一度階段エリアに入ってしまうと、今度は外に出れなかったり、とても危険です。だからと言って、屋内にいても、いつ倒壊するのかも分からない状態が続き、15階にいて本当に恐ろしい目にあいました。
それに、地震情報も国内で詳しく伝わってこない。これから余震が続くのか、引き続き大型の揺れがあるのか、こうした予報・予想もまったく伝わってこないんですよ。
私は、こうしたことがすごく怖いです。
今、早朝の4時半になろうとしてるけど、3時から今まで、余震はないようなので、このまま終わって欲しいと願うばかりです。一人でも多くの人が助かって欲しい。
追記;
「マニラ共同」によると、災害当局は、15日午後の時点で、96人が死亡、253人が負傷、余震が百数十回あったと発表したとのことです。